三重県の伊勢茶　かぶせ茶と深蒸茶は最高！。
伊勢茶がうまいっ！『かぶせ（冠）茶』
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伊勢茶の歴史
お茶の生産地としてはあまり知られていない伊勢ですが、実は古い歴史があります。
806年に弘法大師（空海）が唐からお茶を持って帰って来たのはよく知られていますが、すぐには普及していなかったようです。しかし飯盛山浄山寺（現在の四日市水沢一常寺）の住職であった玄庵が、先代の住職より空海直伝の茶の製法を伝授され、建久二年（1191年）栄西禅師が宋から持ち帰った茶の種子を明恵上人が、伊勢の川上などに植えて栽培しました。
この事からも三重県の伊勢茶は、古い歴史をもっていることがわかりますね。
そののち、1849年に常願寺の住職中川教宏が宇治の茶業を見て良質な茶の実を持ち帰り、水沢三本松の大畑に茶園を作り拡大。その後、三重県飯高町出身の大谷嘉兵衛が、幕末から昭和初期の長期にわたり茶業発展に尽力し、お茶を輸出品として確立しました。
そのことによりお茶の輸出が盛んになり、「異制庭訓往来（いせいていきんおうらい）」には、伊勢の河合、伊賀の八鳥があげられています。
伊勢茶は海外貿易の重要な役割を担い現在も、全国第3位の生産量を誇っています。
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