初めて実印を購入する時に知っておきたいチェックリスト
実印を購入する際には色々と悩むものと思いますが、ここでは本当に大事なポイントを説明します。
実印を購入する前に私が最もためになった5つのポイント
1．根強い人気の水牛実印
これから実印作成に関して色々書いていきたいと思います。まずは私の好きな水牛の実印についてです。象牙以外の象牙素材に水牛があるわけですが、水牛にも種類があり、白水牛や黒水牛といったものがあります。
象牙に並んで耐久性が高いオランダ水牛は、白水牛の中でも一番有名なものです。見た目にも透明感があって高級感が漂いますが、押印性にもすぐれているだけでなく、芯持にこだわった商品もあります。
芯持といいますのは、芯が通っている角の中心部分なのですが、へこんだりする場合もありますし、乾燥したりしますと収縮してしまうこともありますので、気をつけなくてはなりません。黒い印鑑の定番といえばやはり黒水牛です。
この素材の美しさは、やはりその漆黒の美しさです。男性に人気の黒水牛は、東南アジアの水牛がよく使われていて、オランダの水牛と同じようにデリケートなので、紫外線や乾燥に弱いです。
ですので保管するときは、温度に気をつけて太陽光の当たらない場所に保管するようにしてください。水牛の魅力はやはり、他に同じものがなく一点ものだということではないでしょうか。
白ベースの色を好む人で、象牙よりも少し落ち着いた見栄えのものと考えている方は、オランダ水牛を素材に使用してるものも模様が美しいですし、上品ですのでおすすめできると思います。水牛実印の価格ですが、オランダ水牛や黒水牛など、水牛の印材にも色々ありますが、値段には大きな開きがあります。
予算を低めに設定している方は、黒水牛がお安いですので特にお勧めです。平均で4000円くらいから購入できますし、もう少し安いところを探せば、3000円というのもあります。
実印を初めて作る人や結婚前の女性などは、最初は安いものを選ぶため、黒水牛を素材として用いたものが選ぶ人が多いです。一方オランダ水牛はやや高めで、7000円くらいはします。
黒水牛に比べると2倍近くの価格になることから、安価な印材を求めている方からすれば敬遠されがちです。オランダ水牛の場合は、黒水牛に比べて角が少し小さいので、一本から収穫できる量が少なく希少価値が高いです。
これらの相場価格は希少価値によって変動します。なぜこのようなことがあるかというと、「ふ」というものが含まれる量によって変動するからです。
この「ふ」といいますのは、皆さんが思い描くような縞模様のことです。白上というのは「ふ」がまじっておらず、水牛で一番希少価値があるといわれる超高級品です。
しかし好みによっては、「ふ」が入ってることによって、その模様が美しいと感じられる方もいらっしゃいますので、そういった方はあえて「ふ」が入ったものを選びます。
2．印鑑通販サイトの口コミをチェックしよう！印鑑通販サイトを利用する場合は、口コミをチェックして、通販で印鑑作成するメリットとデメリットをよく見極めるようにしましょう。
印鑑作成を通販サイトでするという方が年々増えていますが、やはりメリット・デメリットというものはあります。例えば店舗で印鑑作成を行おうとする場合、コストに対して光熱費や家賃といったものもプラスされてきますが、ネット通販の場合はそういったコストを削減できますので、高級なものも店舗に比べて安価な値段で購入することができます。
実際に比較してみると、おおよそ3分の1ぐらいの予算で購入することができます。しかしインターネットサイトの場合は、実際に現物を自分の目で見て確認することもできませんし、返品がききませんので、思ってたのと違ったということもありえます。
手彫りの実印は、作ってしまってからではやり直しがききませんので、注文する際にはよく確認して購入するようにしなければなりません。このようにメリットもあれば、デメリットもあるので、インターネットで購入するのが良いか店舗で購入するのが良いかというのはご自身で判断してください。
印鑑通販サイトの料金を比較してみました。人気の高いインターネットサイトといえば、「はんこプレミアム」、「東洋堂」、「印鑑本舗」、「印鑑の優美」、「ハンコマン」などがあります。
印鑑の優美とハンコマンは、配送料無料のサービスを行っています。（これらは大きさ12.0mmのハンコを基にして調べています。
）インターネットで購入をする場合は、印鑑の料金を比較するだけでなく、その他にかかるコスト（代引手数料や送料など）も含めて考えなければなりません。印鑑通販サイトの口コミ評価をみていますと、やはり現物をみて確認することができないため、届いたものを確認すると、ネット上で確認したものとイメージが違ったり、材質が気に入らなかったりということもあるようです。
評価の高い意見としては、やはり時間がなく、店舗で作ることができなかったので、非常に簡単に印鑑の作成をできてよかったという人や、早く必要だったので印鑑作成にかかる時間を短縮できてよかった･･･、という声もあります。インターネットで購入を考えている方は、こういった意見も参考にしてみるといいかもしれません。
3．フルネームにするか、苗字だけにするか･･･。
フルネーム実印というものもあれば、苗字のみの実印もあります。
実印を作成するときに悩むのが、このどちらにするかというところです。最近はフルネーム実印を作る人が多いです。
実印を作る際は、大きさがどれぐらいがいいか、材質はどのようなものにするか、また、書体はどのようにするかといったことを考えなくてはなりませんし、それに加えて苗字だけが良いか、フルネームにするかといったようなところも考えなくてはなりませんので、印鑑を作るときに考えることは非常に多いのです。フルネームでなければ印鑑登録できないというような規定も特にありませんし、苗字だけで実印を作る方もいらっしゃいますが、安全性を高めるためには、フルネーム印鑑にした方が詐欺などの犯罪に遭うリスクを軽減することができます。
苗字だけですと同じ苗字の人も沢山いらっしゃいますし、似たような印影が沢山ありますと、偽印もされやすくなるからです。また同じ家族で苗字だけの実印を沢山持っていますと、どれが自分の実印だったか見分けがつきにくくもなります。
最近は子供が成人するタイミングで、大人になった記念として親が子供にプレゼントするということもあるようですね。
4．手彫り仕上げと機械彫りの違いについて実印の仕上がりは作成する手法によって変わるのですが、印鑑を作成する工程で、どのように作成するかという方法は、手彫りでやるという方法と機械でやる方法があります。
手彫りの場合はすべて手作業になりますが、機械彫りの場合は少し違います。字入れを行い、荒彫りをしてから、仕上げを行うというような流れがあります。
機械彫りではロボット彫刻機を使ったり、光電式彫刻機を使ったりもします。手彫り印鑑と宣伝してるものでも、全てを手作業で行っているのではなく、一部を機械で作業したり、もしくはほとんどの作業を機械で行ってから、手